講師を呼ぶ

研修の形態

実地形式

ご指定の場所に講師がうかがい、講義や演習を行います。特に演習に関しては、実地で行うことが推奨されます。

実地研修は、原則として4時間以上のコースからお受けしております。

オンライン形式

ZOOM等のオンライン会議ツールを使って実施します。プロジェクターを使って会場で合同受講をする形式、各自が自宅や部署等からパソコンで受講する形式などが可能です。当社でZOOM会議を主催することも可能ですので、ご相談ください。

ハイブリッド形式

実地とオンラインを複合(ハイブリッド)した形式です。主に、講義部分をオンラインで行い、演習部分を実地で行うことが想定されます。

研修の内容と構成例

PDPの導入

PDPを組織的に導入する際は、ただフレームワークだけを導入するのではなく、PDPが目指す組織のあり方・問題解決のあり方から学ぶことをお勧めしています。そのため、基本的な考え方および展開のデモンストレーションを講義形式で受講した後に、実際にPDPを展開してみる演習を行う形が基本となります。

基本的な講義とデモンストレーションは、最低3時間あれば実施可能です。オンライン研修では、「論理的思考の基本」なども組み合わせて、講義+デモンストレーションを2例展開するといった形で5時間のコースとして実施していました。また、コロナ前に行っていた対面型研修においては、デモンストレーションの後に体験型演習として1時間程度の小規模のセッションを行っていました。

演習については、4人グループで1日かけて3~4例のPDPを展開する形式を最も推奨しています。ただ、演習に1日全ては使えない施設もあり、その場合は午前講義・午後演習といった形で6時間完結型の研修として実施することもあります。学習者にとっては、演習を1日しっかり取った方が「自分たちの力で展開できた」という効力感を得られる可能性が高いと考えております。

タイムテーブル例(1) 対面型5~6時間×2日間

<1日目>

<2日目>

タイムテーブル例(2) オンライン5時間+対面演習5~6時間

<1日目・オンライン講義orオンデマンド講義>

<2日目・対面>

タイムテーブル例(3) 対面型6時間

MCの導入(学習する組織論)

MCを組織的に導入する際には、考え方はもちろんのこと、MCチャートを実際に作る過程(師長の思いや考え方を聴き取り、副部長や主任と対話しながら、目標・問題を言語化していく作業)のイメージを持てるようになることが大切です。講義で考え方を学んだ上で、同じ立場の方(師長さん)がやりとりしながらチャートを形にしていく過程をデモンストレートした上で、グループワーク等の形でMCチャートをブラッシュアップする機会を設けるのが効果的です。

※MCチャートの作成演習・デモンストレーションはオンライン実施でも支障はありません。下記の実施例(1)はオンラインでの実績が多くあります。

タイムテーブル例(1) 事前の動画学習+MC対話セッション

※MCラーニングにて、事前に「MC概論」(4時間程度)を視聴

タイムテーブル例(2) 講義+MC演習

<1日目>

<2日目>

対話的な組織作り/心理的安全性

昨今、注目を集める「対話型組織」や「心理的安全性」というキーワードですが、言葉だけが一人歩きして、実際に「どんな組織になるのか」「どんな風土になるのか」を突き詰めて考える機会は少ないのが実情です。これらの概念について、医療・看護組織の事情に照らしながら、わかりやすく伝えるのが本講義のねらいです。

単独で「対話」や「心理的安全性」についての研修会を実施することも、PDPやMCの研修の中にダイジェスト版を組み込むことも可能です。ダイジェスト形式であれば、およそ1~1.5時間の講義にまとめることができます。

<主な内容:約2~3時間>

論理的思考に関する研修

「論理的思考」というと身構えてしまう方が多いですが、決して難しいものではありません。基本的なことの積み重ねで、伝えたいメッセージが正しく伝わり、論文やレポートも見違えるように読みやすくなります。

本講義では、「学生、若手看護師に求められる論理的思考」に焦点を当て、今どきの若者のコミュニケーションの傾向や、現場でよく見られる問題にも触れながら、学生および若手の教育における有用なアプローチをお伝えします。また、記録・レポート・論文などの文章の書き方など、現場で使えるヒントも豊富に盛り込み、臨床の指導者・教育担当者、学校の先生方のどちらにも役に立つ内容になるよう配慮しています。

<主な内容:約2時間>

講師・料金

平林 慶史(Hirabayashi Yoshifumi)

【略歴】

東京大学教育学部卒、同大学院教育学研究科中退。

大学在学中より、看護師・教師等ケアワーカーの専門性・ストレス問題について研究を行う。特に、「患者の思いがけない死に直面した看護師がその体験をどう乗り越えるか」といったテーマに、フィールドワークを中心に取り組んだ。大学院を中退して、医学研究のサポート・医療人材の養成等に関わり、有限会社ノトコードを設立して「医療・看護×教育」をキャッチフレーズに事業を行ってきた。

論理的思考・問題解決・レジリエンス等で研修講師をつとめるほか、医学・看護分野の雑誌・出版物等の編集も手がける。2015年度より文部科学省委託事業「看護管理者の院内継続教育開発」のプロジェクトに参画し、プログラム開発や研修の講師などを担った。

【主な業績】

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【料金】

※消費税および旅費等は含まれません。
※看護協会主催、施設横断的な行政主催の研修などの場合には、できるだけ謝金規定等に沿った料金でお受けしております。

お申し込み

以下のフォームに必要事項を記入し、送信してください。